危機意識を持って過ごしたい…2020年最初の満月は双子座、半影月食
2020年1月11日4時22分、双子座にて満月、月食(半影月食)です。
満月図
双子座の満月、ナクシャトラはプナルヴァスです。
母なる女神アディティが支配し、シンボルは弓矢を入れる筒、筒から出して矢を射る、的に当てる、これを繰り返し、そして終わったらまた元の筒に戻す、このような反復、回復、再生、繁栄などを象徴するナクシャトラがプナルヴァスです。
木星が支配星ということで、善良で、純朴、真理を自然に体現し、真正直な気性を持つたいへん吉祥なナクシャトラの一つです。
この満月は双子座であり、今回もこの満月はラーフ‐ケートゥ軸に重なりますので月食(半影月食)となります。
2019年年末の12月26日の射手座の新月に続く月食ということで世界情勢なども不穏な様相を呈しています。皆さまもご自身の体調不良や先行きの不安感など感じてられる方も多いのではないでしょうか😞
この満月には、ラーフ‐ケートゥ軸に加え、土星、水星、太陽、木星が射手座からアスペクト、水星はコンバストかつパーパカルタリでかなり凶星化しています。そして蠍座から火星が8番目のアスペクトをしており、すべての凶星の影響下にあり、ケーマドルマの月です。
ただ、月と木星は対面で満月のガージャケーサリヨーガが形成されているという救いはありますね。
引き続き、土星と木星の影響が出来るということでダブルトランジットに関わる月食、ただ、土星は28度とかなり度数が高く、土星の脅威や圧力がかなり増している様相、かつ水瓶座の金星に3番目のアスペクトをしています。この金星には火星からの4番目のアスペクトもありかなり傷ついています。
吉星がすべて凶星の影響下にあるというのは、迫りくる危機のような気がしてなりません💦
この満月図のラグナは蠍座になりますので、双子座8室はかなり傷ついています。
って、なんだか悲観的なことばっか出てきて、何ともですが…年始からの緊迫した中東情勢をあらわしているようで恐いですね。
引き続き、粛々と日常生活を送るのがいいでしょうね。
1月15日には太陽が山羊座へ移動します、これはマカラサンクランティといってインドでの新年であり、お祭りが行われるようです。ウッタラヤナの始まり、吉祥な半年が始まるという日です。
一足早く水星は1月13日に山羊座へ。
そして、いよいよ、といったところです、2020年1月24日に土星は山羊座へ移動!2017年10月27日から射手座を運行していた土星が、2年余りの時を経て移動します。
始まったばかりの2020年ですが、何があっても対応していけるよう余裕を持って過ごせるスケジュール感で過ごせるようにすると気持ちも楽かもしれません。備えあれば憂いなしといいますし、日頃から危機意識を持って過ごすことで有事に慌てないで済むということもあります。
まさに8室の様相ですね、12月26日の日食も8室惑星集中、今回の月食も8室凶星アスペクト、不意打ちであり、水面下で進行していて明るみになったときには時すでに遅しなんてことにならないよう、注視しつつ日々を過ごしていきたいですね。
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※2パンチャンガカレンダー手帳読み方の講座を、1月13日(月)14時~行います。
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jyotish@mbe.nifty.com
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以上です。
Posted by: | January 14, 2020 03:14 PM